この記事は、外国人従業員の年末調整に携わる私の実体験をまとめたものです。
特定の文化や個人を批判する意図はなく、現場の負担や制度の複雑さについて記録した内容です。
■ 今年も来た…外国人従業員の“年末調整シーズン”
当社では毎年、外国人従業員の年末調整のために
必要な証明書を取り寄せて提出してもらう。
以前は私がすべての作業を一人でやっていたが、
従業員が増えたため数年前から一部を委託することになった。
……が、“申告書類の準備”は会社の役目。
つまり、私の仕事のまま である。
委託すれば作業が減ると思いきや、
逆に 委託先に提出する前の最終チェック+全修正 の作業まで増えた。
毎年の流れはこうだ。
- 給与ソフトから日本語の年末調整フォームを印刷・配布
- 国税庁HPから英語版も準備
- 英文説明書を添えて配布
- 全員分を回収して確認
- 日本人含め、ほぼ全員どこかが未記入 or ミスで訂正
- 外国人従業員は英語版を丸ごと白紙で返却してくる
結果:全員分を私が記入する羽目になる。
もう“夫が5〜6人いる” ような丸投げ状態である。
英語版配布のムダ作業を考え、最近は
日本人配偶者がいる従業員を除き、最初から私が代理記入
という方式に切り替えていた。
■ 「今年も私が記入するね」と言っただけで…夫の説教スイッチが入る
今朝、その話を夫に軽く伝えただけだった。
「今年も私が記入するね。
従業員には証明書だけ頼んでおいて。」
ただの業務連絡である。
本当に、それだけ。
……なのに夫のスイッチが突然入った。
「彼らは自分で記入すべきだ!
個人の責任だ!
英語の説明サイトもある!
説明は一度で十分!
出さないなら放っておけ!」
いやいや、
その正論、全部何年も前から分かってる。
でも現実は違う。
- 日本語が読めない
- 制度が複雑
- 毎年忘れる
- 訂正が多すぎる
- 英語書類も不十分
だから今の形になっている。
なのに “私が間違っている” かのような口調。
■ ……そもそも夫は年末調整を一度も書いたことがない
夫にとって、年末調整も確定申告も
「自動で終わるイベント」 だ。
しかも自国の税申告も数年放置中。
そんな人が、なぜ急に偉そうに
「彼らは自分でやるべきだ」
と言い出すのか。
……笑える。
■ 「現場を知らない人ほど、正論だけがうるさい」
私は何年も、外国人従業員の年末調整を
“日本語と英語の二重対応”でやっている。
ただでさえ手間の多い作業に
余計な負担が毎年追加される。
そして夫は、
資料配布や声かけだけで、あとは私に丸投げしながら、
なぜか突然ズレた正論だけ語ってくる。
私は一体、何を求められているのだろう。
経理も労務も、自力で勉強した。
でも「英語で専門税務を説明しろ」と言われても無理だ。
私の能力にも限界がある。
そもそも夫自身、
日本語での行政手続きも、会社の手続きも、
20年以上経っても“何ひとつできない”じゃないか。
書類は本来、本人責任。
それは正しい。
でも現実には、
- 制度が複雑
- 外国語対応が不十分
- 訂正が多い
- 年1回で忘れやすい
だから結局、
誰かが責任を持ってやるしかない。
外国人を雇う現実とは、そういうことだ。
そして――
多分夫は、毎年同じ説明をするのが面倒になっただけ。
私は専門英語ができるわけではないけれど、
他にやる人がいないから続けてきただけ。
今さら正論で切られても……
「黙れ!これ配布しとけボケ!」
と心の中で叫ぶしかない。
■ 追記:税務の専門家?に聞いたところ
チャッピーいわく、
「年末調整の説明書は、日本の税法の専門家向けレベルに近い。
“税務知識 × 日本語読解力 × 実務経験” がないと理解できない仕様」
とのこと。
そりゃ、年1回+英語版で理解できる人ほぼいないわ……。
