名前がカタカナだと違う世界が見える話

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【ネット記事に共感】

けさ、ネットでこんな記事を読んだ。
「コンビニの日本人店員が『外国人の名札』を着けたら…客の態度に劇的変化」

外国人のふりをしたら、客からの過剰な要求が消え、
マニュアル通りの対応で済んだという話だった。
なかには、あからさまに差別的な言動を取る客もいたそうだ。

そう、外国人として生活すると、自然と違う世界が見えてくる。


【私も“カタカナ姓”で体験したこと】

私の姓も、夫の強い希望で夫の名に変えた。
(※国際結婚の場合、原則夫婦別姓)

名前だけで外国人だと思われることがよくある。
「カタカナ姓+日本の名前」=国際結婚の日本人側、
という典型パターンなのだが、本当に勘違いされる事が多い。


【病院にて】

「Kotokoさ~ん、診察室へどうぞ」
なんで下の名前で呼ぶ?カタカナ読めないのか?

診察室に入ると、高齢の医師が大声で言った。
「ニーホーンーゴー、ダーイージョーブ?」

いや、日本人ですけど。耳も悪くないけど。


【入管にて】

外国人の就労VISAを代理申請したときのこと。
職員が私に書類を指差してフレンドリーに、
「あ、これこれ、ここ書いてないよ~、こやって書いて~」

……私は小学生か?

さらさらと漢字で記入した瞬間、
職員の顔がはっとして、そこから敬語モードに。


【腹が立った出来事】

忘れられないのは、役所での手続きだ。
遠い昔すぎて手続き内容は忘れたが、
日本人と外国人で異なる手続きだった。

私の名前を確認した受付の人に、案内された窓口でのこと、
男性職員に乱暴に用紙を突き出され、何の説明もない。
在留外国人用(ここでは分からなかった)なので当然どう書くか分からずに顔を上げたら、
若い職員が指をさして不愛想に言った。

「ここ、ここっ」

それで終わり。

後ろで見ていた夫が気づいた。
「この窓口、外国人用だよ」と。

そこでようやく、届出書の意味がわからなかった理由がわかった。

※私の理解力が遅すぎる!!!

私は慌てて伝えた。
「日本人ですけど」

その瞬間、職員は本当に飛び上がるほど焦って(故意だったのバレバレ)、
無言で後ろに下がり、しばらくして女性職員が交代。
日本人用の手続きを丁寧に対応してくれた。

男性職員からの謝罪は一切なし。
その後、私たちが帰るまで姿も見えなかった。

私に対して外国人だと思った勘違いは別に気にしない。
間違った対応したことに謝罪があるべきだと思う。
故意な差別的対応は、また別の話になる。

――この人、普段も外国人にこんな態度なのだろうか。
そう思うと、同じ市民として悲しくなった。

怒りが収まるのに、何日もかかった。


【思うこと】

外国人としての世界を、私は“名前だけ”で少しだけ体験した。
ただの勘違いで感じる理不尽がこれだけあるのだから、
本当に外国人だったら、
その苦労は簡単に想像がつく。

うちの子どもたちは、小さい頃からハーフ児あるあるの体験を経験してきた。
愚痴るときもあったが、今は大人になって、対応の仕方も心得ている。
時々わざと外国人ぶる余裕すら出てきたようだ。

夫は理不尽な外国人対応に何度も遭ってきただろう。
そう思うと、一瞬だけ優しくできる。

ほんの一瞬だけ

【最後に、国際結婚を考えている人へ】

これから国際結婚を考えている人に、
違う世界を見たくなければ夫婦別姓を推奨する

今現在、私は日常生活では旧姓を名乗って、
夫にばれる度にキレられている。

覚悟ができていれば同姓もいいだろう。
夫婦同姓で良かった事は、
子どもが夫と同じ姓を名乗れることだ。

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