同居前から始まっていた“家計地獄”|国際結婚20年のリアルな金銭トラブル

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この記事は、私が国際結婚前後に経験した “家計のすれ違いと金銭感覚のズレ” をまとめた、個人の実体験です。
特定の国・文化を批判する意図はなく、夫婦の金銭感覚の違いから生まれた問題を記録として書いています。

■ 同居前から、すでに家計は破綻寸前だった

結婚に向けて同居を始めるとき、
最初にぶつかったのが 敷金・礼金問題 だった。

夫が住んでいたのは勤め先の会社が借りたアパート。
私と同居するために 自分名義に切り替えたい と張り切り出した。

夫は大家さんに連絡し、
「敷金・礼金は全部払います!」 と宣言。
トントン拍子に話は進む。

しかし提示された金額を見て、私は固まった。

夫の給料を完全に上回っていた。

給料日が来たら、給料は全額消える。
生活費はどうするのか?

私は当時月12〜13万円の手取り。
引っ越し、交通費アップ、新生活の準備。
どう逆立ちしても賄えない額だった。

ところが夫は、

「大丈夫。給料日に払えばいい」

と自信満々。

そしてひと言。

「100万円が入ってくる予定だから」

以前帰国したときの仕事分が振り込まれるらしい。

私はほっとした。

「短期間で100万円…すごいな」

そう思ってしまった自分が甘かった。


■ そして始まった地獄の同居生活

同居が始まり、家計管理は自然と私の役目になった。

ある日、期待していた“100万円”の入金があるか、
夫の通帳を記帳した。

その瞬間、手が止まった。

入金:10万円

……え?

夫はただ 1桁を間違えていた。

見栄を張ったわけでもない。
ただ「じゅうまん」を「ひゃくまん」と覚えただけ。

日本在住20年以上なのに、
未だに 10万と100万を間違える男

私は100万円前提で家具家電を(私の)カードで購入し、
家の資金はすでに底。

給料日まで3週間で残金ゼロ。
支払いも控えていて完全にマイナス。

このとき初めて、
同居(=結婚)を本気で後悔した。


■ 給料日、マイナス確定なのに夫が放った衝撃のひと言

そして迎えた給料日。

家計はすでにマイナス確定なのに、夫は満面の笑み。

「今日は給料日だから!
アメリカンレストランでディナーにしよう!」

倒れそうだった。

現実が見えていないのか、
それとも本当に計算できないのか。

いや、たぶん後者だ。

さらに思い返すと謎がある。

給料以上の大金をかけて契約したのは、
住んでいたボロアパートで治安最悪。

なのに1年もたたずに「ここは環境が悪い」とまた引っ越し。
当然また大金が飛んだ。

私は今でも思う。

「最初から新しい場所に住めばよかったのでは?」

でも20年間、この疑問は怖くて聞けていない。


■ そこから20年、私はずっと“財布の番人”

夫には癖がある。

「お金がある」と知った瞬間、
それを前提に計画を立て始める。

私の家族・親戚のお祝い金も、
両親が子ども誕生のたびに送ってくれた将来の学費も、
夫の“素晴らしい計画”に飲み込まれた。

夫のプレゼンはいつもこうだ。

  • 自分の案がどれだけ素晴らしいかを延々説明
  • 私がお金を使いたくない理由を「間違い」と指摘
  • 否定し続けられ、最後は私が折れる

その結果、
私側のお金はすべてゼロになった。


■ だから私はもう、夫に“お金がある”とは絶対に言わない

積立や保険の解約でまとまったお金が入っても
一切伝えていない。

投資も全部秘密。
親の遺産(ほんのわずか)を受け取ったときも言っていない。

夫に知られたら最後。
また吸い取られるのが分かっているから。


■ 経営者なのにどんぶり勘定。それが一番怖い

個人レベルでも危険なのに、
経営者がどんぶり勘定ってどうなんだろう。

ふと振り返ると、私は20年間
夫の金銭感覚から家計と事業を守る戦い を続けてきた。

最後に自分に言いたい。

「私、よく生き延びたね」

※この記事は、国際結婚における金銭感覚の違いから生まれた
私自身の体験談であり、特定の国・文化・人物を批判する意図はありません。

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